東北大学病院 放射線診断科

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11月17日付の河北新報のコラム「気になる症状すっきり診断」の第18回目として、当科の高瀬教授の記事が掲載されました。

11月17日付の河北新報のコラム「気になる症状すっきり診断」の第18回目として、
当科の高瀬教授の記事が掲載されました。腎腫瘍の診断や、2年前に東北で初めて当科に導入された凍結治療装置を使用した腎がんの凍結療法について紹介しています。

詳細は
河北新報ウェブサイト「医療最前線 気になる症状すっきり診断」
(18)健診で「腎臓に腫瘍の疑い」


を是非ご覧ください!

2017年度医学研究PBL第4クール

リサーチマインドを育む医学教育体制の構築の一つのプログラムとして,医学部2年生を対象としてProblem-based learning (PBL)が行われています。私は5年前より本プログラムの講師として参加しており,今回も本年度の2年生に講義を行ってきました。
テーマは「リンパの科学と画像診断の挑戦」です。乳癌腋窩リンパ節診断は臨床医の非常に関心の高いテーマですが,画像診断としては非常に難易度の高い領域です。Lグループ1-3班の学生さんにどのような研究が今後必要か,考えてもらいました。学生さん達は,一人一人自分の頭で考え,改善のための案を考えてくれ,すばらしい授業となりました。リンパ節に対する凍結療法,リンパ管遮断法,人工リンパ節,リンパ管造影法など斬新なアイディアを沢山出していただきました。学生さんは,素直で柔軟性が高く,こちらも大変学ぶところが多く勉強になりました。
最終週,発表会がありましたが,2グループが優秀賞を獲得することができました。他にも優秀質問賞,質問賞を取った学生さんもいて,盛り上がりました。講師としても大変有意義な時間を過ごせました。 

森菜緒子

当科より新たに専門医となった先生方をご紹介します!

当科より新たに専門医となった先生方をご紹介します!

【放射線専門医】
野村先生、加賀谷先生、森下先生

【放射線診断専門医】
木下先生、長谷川先生、高木先生

~3名の”新”放射線診断専門医のこれからの抱負~

長谷川 哲也 先生 (平成21年卒)
「放射線診断専門医試験に無事に合格しました。
皆様方から信頼される放射線科医になれるよう,日々研鑽を積んで参りたいと思います。
少しずつ迫ってきたIVR専門医試験も頑張ります。」

木下 知 先生(平成21年卒)
「信頼される放射線診断医となれるよう日々精進して参ります。引き続きご指導の程、
宜しくお願い申し上げます。」

高木 英誠 先生 (平成22年卒)
「この度、放射線診断専門医に合格しました。まだまだ未熟者ですので日々精進して参ります。
今後ともよろしくお願い致します。」

医学部医学科の1年生を対象とした「臨床医学修練1次(早期医療体験実習)」病院部門等実習 が始まりました。

放射線診断科・放射線部 合同の実習として、高瀬教授の画像解剖や3次元画像観察、IVRの基本的解説の後、阿部養悦 副技師長の案内で、放射線部で、CT、MRI、血管造影、核医学、放射線治療、一般撮影等々を見学し、大学病院の放射線部門の役割を学び、中央診療部門の重要性を体感してもらいました。
集合写真は、勉強した臓器モデルと共に撮影しています。
「放射線科」に少しでも興味を持ちながら、これから6年間勉強して欲しいと思います。


7月25日、26日の2日間、東北大学オープンキャンパスが行われ、放射線診断科としてもイベントを開催しました。

来場者の皆様には、実際の超音波機器で自分の血管を観察したり、カテーテルデバイスによる血管内治療のシミュレーションをして頂きました。
うまく模型の血管にカテーテルが入った際に歓声も上がったりと、会場は終始賑やかでした。
放射線診断科の業務は、病院内の仕事としては一般に馴染みの薄いものですが、来場していただけた方には楽しみながら放射線診断学について知っていただけたかと思います。(報告:柳垣)


6月18日、24日、の2日間に渡り、東北大学の全学教育としての「基礎ゼミ」を当科も担当しました。

当科では、「核磁気共鳴画像(MRI)で自分の脳の中を覗く」というテーマで、明石敏昭先生の指揮下で、佐藤嘉尚先生、鎌田裕基先生、樋口慧先生の指導で、様々な学部から10名の学生が参加して集中ゼミ方式で行いました。

1日目は、講義の後、機能画像とトラクトグラフィーの班に分かれて、学生自身の脳を撮像し、1日目午後から2日目午前中にかけて、資料収集と発表準備となりました。
昼食会の後、全員がfunctional MRIとトラクトグラフィーによる神経繊維についての発表を行いました。


Asian Society of Cardiac Imaging, ASCI 2017が6月1日から京都市のウェスティン都ホテルで開催されます。

それに先立ち[ASCI]2 (ASCI square)が大津市のピアザびわ湖で行われています。
アジア各国から応募したtraineeの論文を、Tutorとco-Tutorのmoderateで発表と討論を行い、論文をbrush upするイベントです。
丸2日間、ホテル内の会議室に缶詰で、英語での熱い討論が続いています。
当科からは、高瀬教授がTutor、大田英揮先生がco-Tutorとして参加しています。


発表と討論を終えてほっと一息のTutor高瀬教授とtraineeのXiaohu Li 先生です。期間中はASCI Tシャツを着て勉強します。


co-Tutorとして議論のまとめをする大田先生です。

第46回日本IVR学会総会が5月18日から20日に岡山にて行われました。

第46回日本IVR学会総会が5月18日から20日に岡山にて行われました。
シンポジウム「新しいIVRの薬事承認」では、高瀬教授が「医師主導医療機器治験 -非臨床試験、PMDA相談から治験完了までの道のり-」の演題で、副腎の新しいIVR開発の医師主導治験の諸問題について発表しました。

また、IVR技術教育セミナーでは、「静脈サンプリング(中、上級)」を高瀬教授がコーディネートして開催し、清治先生が副腎静脈サンプリングの基本について講演し、初日早朝のセッションにもかかわらず、多数の参加者がありました。


忙中、閑あり。
束の間の休憩時間に、岡山の後楽園を訪れた当科のIVR女医の闘士、佐藤先生と影山先生。
(撮影Prof)

第76回日本医学放射線学会総会にて森先生が CyPos賞Silver medalを受賞しました。

4月13日(木)~16日(日)、第76回日本医学放射線学会総会がパシフィコ横浜で開催され、森先生が CyPos賞Silver medalを受賞しました。

現在当科で実習中の高次修練の学生も参加し、見聞を広めました。

2017年3月12日に、仙台市情報産業プラザ(アエル5階)にて、日本超音波医学会、第53回東北地方会学術集会が開催されました。

今回は当放射線診断科の主催で、学生さん達と共に前日の椅子並べからの準備でした。
当科、北見昌広先生の講習会も行われました。
参加人数323名の盛会となりました。

1月20日、21日、日本心血管画像動態学会と心臓血管放射線研究会が三重県、津市で行われました。

大田英揮先生が教育講演を行いました。
懇親会ではマグロの解体がありました。

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