東北大学病院 放射線診断科

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教室だより

2年次医学研究PBL(第4クール)

リサーチマインドを育む医学教育体制の構築として2年次 医学研究Problem-based learning (PBL )(第4クール)の講師として参加してきました。今回のテーマは「リンパの科学と画像診断の挑戦」です。乳癌腋窩リンパ節のマネージメントは社会的関心事です。
11名の医学部2年生の学生さん(3グループ)と、現状の問題点、これから必要とされる研究について熱く討論してきました。学生さん達は、一人一人自分の頭で考え、改善のための案を考えてくれ、すばらしい授業となりました。最終日には発表会を行い、3グループ中1グループは優秀賞を獲得することができました。講師としても大変有意義な時間を過ごせました。
森菜緒子

第39回日本高血圧学会総会が、9月30日から10月2日、仙台国際センターにて開催されました。

シンポジウム:
「アルドステロンと原発性アルドステロン症の新知見~病態生理、チャンネル変異、診断そして治療~」
での高瀬先生の発表です。


期間中の10月2日日曜日、高瀬先生のランチョンセミナー後に移動し、14時から当院放射線科MRIカンファレンスルームにて、ミシガン大学やミュンヘン大学等海外からのゲスト6名を含む20数名にて原発性アルドステロン症のカンファレンスを行いました。

当院の、アルドステロン迅速アッセイシステム、分節的副腎静脈サンプリング、ラジオ波焼灼術の紹介後に、アルドステロン症の臨床病理カンファレンスを行いました。内分泌内科、放射線診断科、泌尿器科、病理部の揃った本学のシステムを高く評価して頂きました。

活発な討論の後、天婦羅屋での打ち上げとなりました。


016年度 日本医学放射線学会 放射線診断専門医2


当科から新しく4名の放射線診断医が誕生しました!!

当医局に在籍する4名の医師が、この8月に日本医学放射線学会放射線診断専門医の試験を受験し、全員が無事合格しました。高瀬教授からはお祝いが贈呈されました。

これまで上級医の承認が必要であった画像診断レポートを、9月から個人の責任で確定することができるようになり、今後は日常臨床の大きな戦力になると期待されています。

4名の“新”放射線診断専門医に今後の抱負をいただきました。

外山 由貴 先生 (平成21年卒)
念願の診断専門医になりましたが、責任の重圧も感じています。今後は核医学分野を中心に、全身を読める読影医を目指します。後輩への指導も頑張りたいです。よろしくお願いします。

佐藤 嘉尚 先生 (平成21年卒)
この度、放射線診断専門医試験に無事合格しました。正しい診断ができるよう日々研鑽を積んでまいります。

佐藤 友美 先生
専門医として信頼されるような画像診断とIVRができるよう、日々精進して参りたいと思います。引き続きご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

佐藤 志帆 先生 (平成20年卒)
この度、放射線診断専門医試験に合格しました。出産を経てから臨んだ放射線科専門医試験、放射線診断専門医試験でしたが、先生方のご指導のおかげで乗り越えることができました。今後は臨床の先生方に信頼される放射線診断医になるべく、日々精進していきたいと思います。

本日の一コマです。

熱の入る核医学診療。

毎週行われるお昼のカンファ。熱意のある若手医師が集います。

フランスのボルドー大学Vincent Dousset副学長が本学に来訪されました。

Dousset副学長はMedical Imaging (NeuroRadiology)がご専門であり、当科を訪問し神経放射線を専門とする麦倉准教授と当院のMRIについて議論をした後に、高瀬教授の案内で放射線部のCT室や血管造影室を見学しました。
画像処理のために設置した「3Dラボ」にて、3D作成中の小野技師、中田技師と阿部副技師長交えての記念撮影です。

7月27~28日、東北大学オープンキャンパスが開始され、当科の「医学科案内ツアー」には総勢80名近い学生さんに来て頂きました。

体験ブースの「超音波穿刺模擬実験」、「点滴に体験」、「ラジオ波焼灼模擬体験」、「カテーテル操作模擬体験」では、みなさん最初は緊張しながらも、初めての挑戦に目を輝かせていました。
最後は全身術衣を身にまとった「コスプレ」で記念撮影。この体験が、みなさんの夢を追いかける励みになればと思います。そして、いつの日か放射線診断科に是非いらしてください。

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