東北大学病院 放射線治療科

患者様へ

緩和的放射線治療

放射線治療は根治目的あるいは術後などの予防目的以外に、痛みの軽減や腫瘍からの止血など QOL 向上を目的として行う場合があります。患者さんの状態などを鑑み、照射回数は1回~15回程度で実施しています。転移数が少ない状態の場合は、高精度技術を利用して、より高い放射線量を処方する高精度緩和照射も積極的に行っています。がんによる気道狭窄、上大静脈症候群、特に脊椎転移による横断麻庫などは緊急照射の適応となることがあり、緊急照射のご依頼にも対応するため休日に照射することも行っています。