東北大学病院 放射線診断科

HOME > 医学生・研修医の方 > 放射線診断科への誘い > 医局員アンケート

医局員アンケート

 現役医局員に進路選択についてアンケートを行ったところ、リアルな意見をたくさん頂くことができました!是非参考にしてみて下さい。(E.Y.)
 ※「多かった回答まとめ」は編者の独断と偏見でピックアップしています。また回答内容は読みやすいよう一部改変しております。回答者の意図と若干異なっている可能性はありますが、ご容赦ください。

Q1. あなたが放射線診断科勤務を選んだ理由を教えてください。

多かった回答まとめ
・画像診断が好き、画像診断の奥深さに興味を持った、など 7票
・他の診療科から信頼される姿に感銘を受けた 2票

その他の回答
・あんまり昔なので忘れました
・研修医の時、画像が読めなくて苦労したから
・放射線診断学は医者としては若い年齢でも第一線で活躍できる可能性のある領域であると考えたから
・画像で白黒つけられるのがいいなと思ったから(実際に放射線科になってみて、白黒つかないことも多いとわかりましたが)
・心血管画像とIVRをやろうと思ったから
・学生時代は完全に「理系脳」だったので、数学の香りのする診療科にしたかったから
・医工学と関わりやすそうだったから
・働き方に多様性があることに魅力を感じたから
・多臓器にわたり画像から疾患にアプローチできるので、幅広い疾患の研究ができると考えたから
・病院内において地味ではあるが、他診療科から信頼される姿に憧れたから

Q2. あなたが考える放射線診断科の魅力を教えてください。

多かった回答まとめ
・仕事の時間配分に融通が利く、休職後の復帰がしやすい 4票
・全身の疾患を診られる、稀少疾患を含めて多くの疾患を経験できる、幅が広い 4票
・画像と臨床情報を組み合わせて診断する過程は推理・謎解きに近い魅力がある 2票
・他科のドクターから頼りにされる、一目置かれる 2票
・IVRという低侵襲治療を提供できる 2票

その他の回答
・日々の勉強がそのまま、日々の臨床に役立つこと。 臨床がそのまま、研究につながること
・医療機器の進歩と共に最新の医療が行えること
・他科とのコミュニケーション
・画像診断やIVRにより医療の質を向上させられる、病院の安全装置になりうること

Q3. 放射線診断科の仕事の中で特にやりがいを感じる部分を教えてください。

多かった回答まとめ
・読影レポートにより診断が決まったとき 2票
・見逃されていた所見を指摘できたとき 2票
・患者さんの治療方針の決定に関与できたとき 2票
・勉強したことが画像診断に活用できたとき 2票

その他の回答
・ヘボなレポートを書くと、依頼医師からすぐに電話がかかってくる
・画像診断は全身が対象になり、飽きることがない
・今まで見えなかったものが画像で見えるようになる
・他科の先生に頼られたときやりがいを感じる
・様々な科との協力で患者の評価、治療、研究ができる
・IVRで患者さんが良くなっていくことを実感できる
・客観的な医用画像により医療の適正化が行える

Q4. どのような人が放射線診断科に向いていると思いますか?

多かった回答まとめ
・様々な仕事があり、働き方も多様なので、どのような人にも向いている 3票
・PCに長時間向かっていても苦にならない人 3票
・おたく、マニアックな人 2票

その他の回答

・家庭を大事にしたい人
・AIに興味・関心を持っていること
・尊敬と友情を大切にする、普通の人なら誰でも受け入れられる土壌の広さが放射線診断科の特徴と考えます。
・突き詰めて考えるのが好きな人
・知的好奇心があって興味とやる気があること、コミュニケーション力があること
・ロジックを組み立てるのが好きな人
・単調な手技ばかりだと飽きてしまう人(IVRの治療は多彩です)
・全体像を把握したいと考える人
・マイペースな人?
・冷静に物事を判断できる人、思い込みだけで事柄を進めない人
・物理・数学が得意な人:放射線科向きです。AI研究やMRIをいじりながら、一生幸せに暮らせます。 物理・数学が苦手な人:放射線科向きです。画像の読影には文学的センスと「一輪の花を美しいと思う心」が必要です。 肉体労働が好きな人:放射線科向きです。IVRがあなたを待っています。 肉体労働が嫌いな人:放射線科向きです。最新の診断機器を備えた読影室があなたを待っています。

Q5. 放射線診断科以外に選択肢として考えていた診療科があったら教えてください。

多かった回答まとめ
・内科系 9票 (神経内科 2票、循環器内科 2票、他)
・迷いなし、忘れた 3票
・脳神経外科 3票
・救急科 2票
・精神科 2票
・心臓血管外科 2票

その他の回答
・病理科、小児科、麻酔科、手外科、皮膚科、基礎医学研究

Q6. 放射線診断科への進路を考えている方(学生)へ、勧誘のメッセージをお願いします。

※この質問では個々の回答をご紹介したいと思います。

・一緒に画像について考えましょう!
・きっと後悔しません。
・こんなに面白い科は他にないと思います。
・好きな事をやってください。
・あなたの才能を生かせる領域が必ずあります。一緒に楽しく働きましょう。
・放射線科を選んで後悔することはないと思います!
・決して楽な診療科ではありませんが、画像診断やIVRを通して医療・医学に貢献できる方をお待ちしています!
・画像診断全般に広い知識が必要ですが、更に専門領域では深い知識が必要です。広範な領域をカバーしたり、ニッチな狭い領域を深めたりと、好みに合わせた仕事ができます。
・放射線診断科には画像診断や血管内治療をはじめ、いろいろな業務があります。きっとどなたでも興味あることが見つかる科だと思うので、ぜひ一度ご連絡ください。
・外来、病棟、手術といった普通のお医者さんの業務とは少し違った道を進みたいと考えている方、患者さんとのコミュニケーションがちょっとしんどいと感じている方は、放射線診断科を検討してみてはいかがでしょうか。
・画像診断は患者さんの心と体を最も良く映す鏡であり、放射線診断科のレベルが病院全体の診療レベルを決定します。体に優しいIVR治療も進歩を続けています。 私たちと一緒にこの重要な仕事を担う医師になりましょう。
・日々技術の進歩があり、画像データの量と重要性はますます増してきています。新しく生み出され続けるデータをどう活用していくのか、放射線診断科はとても重要で先進的な科になっていくと考えます。色々な科を見たうえで当科に来ていただければ、とても嬉しいです

<< 前のページに戻る