東北大学病院 放射線診断科

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学会参加記

アジアオセアニア内分泌学会参加記: 高瀬 圭

第14回アジアオセアニア内分泌学会


第14回アジアオセアニア内分泌学会(14th Asia-Oceania Congress of Endocrinology: AOCE) が2010年12月2日から5日にかけてマレーシアのクアラルンプールコンベンションセンター( Kuala Lumpur Convention Centre)にて行われました。

私 高瀬が、当院 腎・高血圧・内分泌科の佐藤文俊、村上治、両先生とともに参加いたしましOralにてEvaluation of right adrenal vein by MDCT - For accurate selective adrenal venous sampling -の演題で発表しました。これは当院で世界でもトップの件数と成績を誇る副腎静脈サンプリングの方法論をCTによるマッピングの正確性とともに解析したものです。当科のあまりのサンプリング成功率の高さが欧米からは信じられていない一面もあり、現在は副腎性高血圧の診療における静脈サンプリングのあり方について盛んに議論がなされていました。今後も欧米主要施設へのアピールおよび本手技の普及にむけた啓蒙活動が必要と感じました。



欧米からの招聘縁者による原発性アルドステロン症、褐色細胞腫の画像を含めた良質の教育講演も数多くあり、有意義な学会でした。

空き時間にはモスクや街中を見学しました。イスラム圏の学会だからなのかWelcome Receptionがnon-alcoholなのが意外でした。









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