学会参加記

第52回日本腹部救急医学会総会

　2016年3月3日、4日の2日間、京王プラザホテルにて第52回日本腹部救急医学会総会が開催されました。外科、内科、救急科、内視鏡科、放射線科など様々な専門領域の医師が会する学会であり、頻度の高い腹部救急疾患に対し的確な診断治療が行われる様に各種ガイドラインを策定し、かつ若手の育成、教育に注力している学会です。

　救急疾患は各種ガイドラインがあれど施設の体制によってその方針が様々あるのが現状と考えられます。他施設の違いを客観的に捉え、自施設での治療方針の妥当性、標準性を考える良い機会と思い、初期研修医の頃からほぼ毎年参加しています。

　今回は主に早期診断やIVR（術後出血や多発外傷など）関連のセッションに参加しつつ、今回より開催された腹部救急認定医・教育医制度によるセミナーにも併せて出席し、勉強して参りました。有意義な2日間でした。

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