東北大学病院 放射線診断科

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学会参加記

「初のRSNA2019参加記」  任海楠(指導:森菜緖子)

初のRSNA 2019参加記

12/1日曜日から12/6金曜日までシカゴにて開催されていたRSNA2018に参加しました。
当科からは3つの演題
Validation of apparent diffusion coefficient MR parameters for differentiation between mass-forming autoimmune pancreatitis and pancreatic ductal adenocarcinoma
任海楠先生
Cluster analysis using Gaussian mixture model for apparent diffusion coefficient value: a novel approach to evaluate the grades of uterine endometrioid adenocarcinoma
影山咲子先生
Relationship between decreased cerebral blood flow in 123I-IMP SPECT and the severity of postoperative memory impairment of anterior communicating artery aneurysm: a pilot study
麦倉俊司先生
が発表され,麦倉俊司先生,大田英揮先生,森菜緒子先生,影山咲子先生,任海楠先生のメンバーが参加致しました。以下,任先生の参加記です。

大学院に入って二年目の私が初めて貴重なチャンスをいただき,国際学会で無事に発表しました。そのインパクト強い初のアメリカ学会を報告させて頂きたいと思います。

学会の前日は日米の時差によりオフ時間を頂きました。麦倉俊司先生,森菜緒子先生,影山咲子先生と一緒にプチ旅でシカゴ美術館へ参りました。留学生である私にとって,この日は先生方と初めてプライベートの交わりでした。溢れる喜びと感謝な気持ちでした!

初日,まずは会場の広さに圧倒されました。これも僅かな一部に過ぎません。オープンニングセッションでアメリカ独特な濃いエンタテイメント性を感じました。活躍されてる“有名人達”のプレゼンを身近に聞けるワクワクタイムでした!
私は主に膵臓に関する発表を狙いましたが,森先生のおかげで乳腺の研究発表も聞き回りました。違った研究分野だとしても,研究のアイデア,構造,倫理的客観性,統計解析法も似たものがたくさんあると実感しました。新たな視点から自分の研究を見直す機会でもありました。
本番に入り、影山先生発表後の素敵な笑顔↓;私も緊張しながら発表をしました。初めて英語圏での質疑タイムが頭で真っ白になりましたが,なんとか答えを絞り出せました。
僅かな九日間ですが,濃密な冒険旅でした!びっくりすることがいっぱいで,新鮮な驚きもいっぱいで,アメリカはなんでもメガサイズ!
「ジングルベル」を歌ってくれた演者さん達
長かったような短かったようなシカゴの旅でしたが,日本とまた違った学問の雰囲気を体験しました。新しい血潮を浴びたような,モチベーションの上昇を感じました。

最後に,ずっと指導して下さった先生方に,この機会を与えてくださった高瀬教授に御礼申し上げます。これからもこの経験を励みに頑張ります。

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