東北大学病院 放射線診断科

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学会参加記

SIR2015参加記 : 長谷川 哲也

SIR2015

「Society of Interventional Radiology (SIR) 40th Annual Scientific Meeting 2015」が2015年2月28日から3月5日にかけて、アトランタのジョージアワールドコングレスセンター(Georgia World Congress Center)で開催されました。

私、長谷川が松浦先生とともに参加し、scientific sessionでの口頭発表を行いました。演題名は「Transcatheter arterial embolization for late postpancreatectomy hemorrhage: Risk factors associated with mortality」で、これまで多くの先生が関わられた臨時症例のまとめですので、自分なりに精一杯丁寧にまとめ上げ、塞栓後予後とリスク因子の関係を後方視的に検討したものでした。詳細は、学術誌上で改めて報告致します。国際学会での口頭発表は初めてでしたので緊張しましたが、無事に終わり安堵しております。


SIRは全盛期に比べてやや下火になっているそうですが、比較対象のない私にとっては、教育講演や一般演題、機器展示など、多くが新鮮でありました。また、海外誌に多数論文を執筆されている、本邦の著明な先生方と夕食をご一緒させていただく機会もあり、とても有意義な学会となりました。

Robotic catheter system “Magellan” (Hansen Medical) を
巧みに操作する松浦先生

アトランタの街並みは綺麗でとても穏やかでした。さほど有名な観光地もありませんが、この先、学会でもなければ行くことはないと思うので、若干の南部訛りに苦戦しながらも空き時間は観光を楽しみました。


来年のSIRはバンクーバーで開催されるそうです。行けるかどうかはまだ分かりませんが、SIRやCIRSEへの演題発表、論文執筆を目標に、修練を積んで行こうと思いました。

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