東北大学病院 放射線治療科

研究活動について

学会参加録 2017年

第30回日本放射線腫瘍学会学術大会参加録

大学院生 鈴木 友

2017年11月17日~19日

2017年11月17-19日大阪府で開催された日本放射線腫瘍学会 第30回学術大会に参加してまいりました。
私は「炎症性腸疾患症例における急性期・晩期放射線障害の後方視的検討」という演題名で口頭発表を行いました。症例数を追加して再検討を行ったものです。
会場からの質問でも、稀な疾患のため対応に苦慮していることが伺われました。本研究を論文として何とかまとめたいと思います。
今回の学会では他大の自分と同世代の大学院生の先生と話す機会があり、多くの刺激を受けました。
私達もより一層臨床・研究に励み、医局を盛り上げて行かなければと思います。
また、学会中に病棟や外来を担当して頂いた諸先生方に感謝申し上げます。

 

第137回北日本医学放射線北日本地方会参加録

大学院生 鈴木 友

2017年10月14日

2017年10月14日仙台市で開催された日本医学放射線学会 北日本地方会 秋季大会に参加してまいりました。
私は「炎症性腸疾患症例における急性期・晩期放射線障害の後方視的検討」という演題名で発表を行いました。非常に検討の難しいテーマですがなんとかまとめることが出来ました。

他の講演でも様々な専門分野の発表を聞くことができ、より一層の研究の検討が必要と考えられました。
懇親会では優秀演題賞を頂くことができ大変嬉しく思います。
今回の検討では後方視的検討であり、諸先輩方の臨床データを元に報告をいたしました。発表のご指導いただいた神宮先生をはじめスタッフの先生方に感謝申し上げます。

今後もより良い臨床と研究が行えるように取り組んでいきたいと思います。


高瀬圭当番世話人より表彰されました。

 

第136回日本医学放射線学会北日本地方会参加録

大学院生 岸田 桂太

2017年06月16日

今回、2017年6月16日に山形市で行われました第136回北日本医学放射線北日本地方会に参加させていただきました。
私は「舌がん以外の頭頸部がんに対する低線量率密封小線源治療」という演題で、当院で実施した低線量率密封小線源治療の治療成績・有害事象について報告させていただきました。放射線治療をテーマとした学会発表は初めてであり緊張しましたが、事前準備や発表・質疑応答など大変勉強になりました。

また発表では優秀演題賞をいただくことができ、非常に驚くと同時に大変光栄なことと感じています。
これもひとえに、神宮教授を始めとした諸先生方の的確な指導の賜物と、心より感謝申し上げます。
今回の経験を基に、今後より一層努力したく思います。

 

第30回高精度放射線外部照射部会学術大会 参加報告

助教 山本 貴也

2017年03月18日

2017年3月18日に当科神宮啓一教授を当番世話人に、仙台にて高精度放射線外部照射部会が開催されました。
神宮教授就任後初の全国学会での当番とのことで、教室員一同一丸となって臨んだ学会です。

昨年の東京開催から今回仙台開催と都心から離れましたが、非常に多くの方々にご参加頂き大いに賑わった学会となりました。用意した抄録集も足りなくなるほどでした(当日抄録集が足りずにお渡し出来なかった皆様には郵送にて届けさせて頂きます、申し訳ございません)。また演題も口演発表が狭き門となるほどに多くの応募があり、非常にレベルの高い演題が数多く口演もポスターも聴き応え見応えがありました。その他にも前立腺SBRT、IMRTにおける呼吸性移動の影響、高精度緩和照射といった興味深い内容のセッションも多く、学ぶこと多々でございました。
さて、私は今回、研究分担者として参加させて頂きました神宮教授が実施研究者である「結腸がんおよび直腸がん由来の肺oligometastasesに対する体幹部定位放射線治療に関する多施設調査研究(JROSG)」の結果について口演発表させて頂きました。朝一番のセッションでしたが、会場は満席で立ち見が出る程の盛況でした。口演内容は結腸がん/直腸がんの肺転移に対するSBRTにおいては、局所制御のためには原発性肺癌などで言われているより更に多くの線量が必要となる点を重点的に発表させて頂きました。多施設ですが後ろ向きでLimitationはあるものの、座長の先生を始め研究の本質に対する質疑応答を頂き、とても有意義なものとなりました。

その後は参加者多数にてスタッフのお弁当が足りなくなり仙台駅まで駅弁を買いに走ったりなど、忙しいながらも楽しく学会に参加させて頂きました。
夜の懇親会でも非常に多くの方々に遅くまで残って頂き、食事に舌鼓を打ちつつ、さらに伊達武将隊の登場に会場は大盛り上がりでございました。

皆様にとっても充実した学会となりましたでしょうか?三連休の仙台もお楽しみ頂けましたでしょうか?皆様の仕事と研究の一助になりましたら幸甚です。
学会を盛り上げて下さった演者の皆さん、座長の皆さん、スタッフとして働いて下さった事務局の方々、学生さん、各企業の方々、そして医局員のみなさん、お疲れ様でした、どうもありがとうございました。

 
 

 

第31回JCRミッドウィンターセミナー 参加報告

助教 高橋 紀善

2017年01月28日~29日

2017年1月28日~29日にかけて福岡で行われたJCRミッドウィンターセミナーに参加してきました。
今回は世話人のKKR札幌医療センターの永倉先生からご依頼を頂きまして、大変光栄なことに講師として参加させて頂きました。

ミッドウィンターは初めての参加だったのですが、診断・治療どちらも様々なセミナーがあり大変勉強となりました。
私は2日目の「放射線治療と画像診断」というセッションで発表させて頂きました。約30分の発表だったのですが、これまで30分近い発表をしたことがなかったので大変緊張いたしました。緊張の影響か練習していた時間より短い発表となってしまい、落ち着いて発表できるよう今後の課題としたいです。

また、セミナー以外では研修医の頃の後輩とラーメンを食べに行き、また理事長招宴では他の治療科の先生とお話しする機会を頂き大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

ミッドウィンターセミナーは治療医にも大変勉強になるセミナーでしたので、時間が許せばまた参加したいと思います。