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議事録

第123回日本医学放射線学会北日本地方会世話人会
秋季世話人会 議事録

 

日 時: 平成22年10月15日(金) 13:00〜13:30
場 所: 艮陵会館 大研修室
出席者: 青山英史、石井 清、石橋忠司、今井茂樹、江原 茂、小川芳弘、小野修一、
木下俊文、齋藤春夫、佐々木康夫、宍戸文男、菅井幸雄、髙井良尋、高橋昭喜、
竹川鉦一、玉木長良、田村 元、洞口正之、寺江 聡、中里龍彦、中村 護、
福田 寛、星 宏治、細谷貴亮、丸岡 伸、山田章吾、淀野 啓、和田 仁

(五十音順)

 

議 題:

1. 当番世話人挨拶

第123回日本医学放射線学会北日本地方会、第68回日本核医学会北日本地方会の当番世話人である山田章吾世話人より挨拶があった。

 

2. 前回議事録確認

前回議事録が承認された。

 

3. 報告事項

1) 理事会動向(玉木世話人)

平成22年8月20日、21日に行われた第21回認定医認定試験、第19回専門医認定試験の試験結果が公表された。合格率は、認定医試験90%、専門医試験80数%程度であった。理事会では、面接試験の今後のあり方等が問題とされた。

日本医学放射線学会の公益法人化が進められており、地方会のあり方などが討議された。地方会会費の中央化は不可避であり、地方会としての対応が必要である。

  • 山田世話人:公益法人化までは、これまで通り地方会として運営していく。地方会資源の有効活用を検討していく(地方会誌作成など)
  • 江原世話人:地方会以外の、断層映像研究会・神経放射線学会などの関連学術集会の扱いはどうなるのか。会計の一本化等の対象となるのか。
  • 山田世話人:まずは地方会に限った話と考えている。
  • 編集委員会:Japanese Journal of Radiology(JJR)に対するケース・リポートの投稿が多く、将来インパクト・ファクター(IF)を獲得する上でも問題となっている。今後、ケース・リポートの掲載を制限していく予定である。ただ(ケース・リポートを)完全に掲載しないのではなく、極めて臨床的な価値の高いものだけを厳選する。IFに関しては、現在計算中である(2009年と2010年の掲載論文の2011年の引用回数から計算され、2012年に掲載される)
  • CT専門技師制度:技師による読影について、学会としてこれからも意見を述べていく。
  • 遠隔画像診断について:小委員会を設置し、ガイドライン等の啓蒙・推進を図っていく。
  • 江原世話人:日本医師会で話をしてきた。外国人医師による読影問題には制限が難しい側面もあるが(診療の参考にするとう主張)、数が増えるようであればより厳しい対応も検討していく。業務になってくると、法規制の対象となる。いずれはライセンス性が必要であろう。
  • 専門医制度(山田世話人):新制度に基づく専門医制度において放射線治療専門医を選択した先生は、日本放射線腫瘍学会(JASTRO)への入会が必要であり、これがないと次回更新手続きが行えなくなる旨、注意勧告があった。
    専門医の番号については、現在の学会番号を流用し、先頭および末尾に専門性を著すアルファベットを冠するという案が有力である。しかしJASTRO等、一部団体からの反発もあり、決定はなされていない。
  • Autopsy imaging (AI): 読影のガイドライン作り等が検討されている。

 

2) 各種委員会報告

特になし

 

3) 第124回春季地方会案内

江原当番世話人より、平成23年6月17日(金)、盛岡市アイーナ(いわて県民情報交流センター)にて開催する旨、報告があった(1日開催)。

 

4) 次回以降の地方会

125回秋季地方会は、仙台において行う予定である。

126回春季地方会は、平成24年6月29日(金)、30日(土)に行う旨、玉木当番世話人より報告があった。

 

5) その他

山田世話人より、平成23年6月19日~21日、仙台国際センターにて第65回食道学会学術集会を主催する旨報告があり、世話人会の協力をお願いされた。

 

4. 協議事項

1) 世話人推薦

青山英史先生(新潟大学)が推挙され、承認された。

 

2) 提案議題について

山田世話人:粟冠先生より「2010年の放射線医学のあらまし」を知りたいと連絡があった。とりあえず県別の日本放射線医学会北日本地方会会員数を報告した。(資料1

山田世話人:2014年アジア・オセアニア学会(Asian Oceanian Congress of Radiology; AOCR)の会長を神戸大学杉村先生が行う。2014年の日本放射線医学会秋季大会の主催は北日本地方会の予定であったが、杉村先生がAOCRと秋季大会を合同開催したいとの希望があり、2014年の秋季大会開催権利をお譲りした。北日本地方は2015年の秋季大会を主催することとなる。

2011年度からの北日本地方の代表世話人(山田世話人が退職のため)として、東北大学の高橋昭喜先生が推挙され、承認された。

宍戸世話人:社保医療担当官(厚生労働省)の監査を受けた際、「放射線診断をもっぱらとする者」という定義における診療行為の中に、教育、研究、管理業務は含まれないと指摘された。管理加算II、施設基準に関係してくる問題。大学病院では、管理加算をとれないことになってしまう。

細谷世話人:放射線治療において、毎日診察を行わないと、外来照射患者の再診料を請求できないと指摘された。新潟大、和歌山大に続き、三大学目。どのように対応すれば良いのか。日医放健保委員会などを利用して、学会として対応することはできないのかとの議題が提案された。

 

【資料1】

日本医学放射線学会北日本地方会 県別会員内訳

北海道 126
青森 38
秋田 31
岩手 42
山形 43
宮城 131
福島 41
新潟 54
栃木 2
茨城 1
千葉 5
東京 5
神奈川 1
大阪 1
鳥取 1
広島 1
徳島 1
留学その他 2

 

合計526名(2010年10月7日現在)

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