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議事録

令和3年度日本医学放射線学会北日本地方会
春季世話人会 議事録案

日 時: 令和3年7月2日(金) 17:00~18:00
場 所: COVID-19感染拡大防止のためzoomミーティングにて実施
参加者: 青木 昌彦、青山 英史、阿保 大介、有賀 久哲、石井 士朗、石川 浩志、石山 公一、
伊藤 浩、今井 茂樹、梅澤 玲、江原 茂、大田 英揮、沖崎 貴琢、小野 修一、
加藤 健一、加藤 徳雄、鹿戸 将史、岸 和史、木下 俊文、工藤 與亮、齋藤 陽子、
神宮 啓一、鈴木 義行、染谷 正則、高瀬 圭、高橋 聡、武田 賢、田中 良一、
田巻 倫明、田村 亮、津田 雅視、根本 建二、橋本 孝之、畠中 正光、畑山 佳臣、
平田 健司、麦倉 俊司、吉村 宣彦 以上

以上38名 (五十音順、敬称略)

 

議題

 

1.当番世話人(伊藤浩先生)挨拶

今回もWeb開催となったが、合計40演題を頂いた。7/1-7/30まで開催している。参加登録は7/23までとなっている。今回の試みとして、特別講演をオンデマンドで行う(福島医大でのα線放射線核種を使用した内容療法(髙橋和弘先生)と福島県立医科大学先端臨床研究センター施設見学会)。優秀演題の投票(卒後15年以内の先生を対象)もお願いしたい。各賞の商品に関しては、Amazonのギフト券などを検討している。また、卒後15年以上の先生も表彰する方向で検討している。

 

2.前回(第143回)議事録確認

特に質問なし。何かあれば事務局まで連絡をして頂く。

 

3.報告事項

1)物故会員
日本医学放射線学会世話人 大澤 忠先生
一般会員 新妻 伸二 先生

2)理事会動向
高瀬世話人より報告;
第1回機構認定放射線科専門医試験の受験者は約270名を予定している。2018年4月には260名のプログラムの登録があったが、途中でプログラムを辞退・中断した方が20名、2020年に伸びた方が11名、産休や病気などで休止している方が13名いて、実際に受験するのが215名であった。2017年4月以前に研修を開始して受験する方が残りの約60名となる。今年は神戸で8月下旬に試験を現地で行う予定である。通常の面接試験も行うが、試験官は原則自宅や勤務先にてZoomで行い、受験生と理事と専門医試験担当者の一部が現地に集まる予定である。最悪延期も見据えながら行う。診断専門医226名が通常の学会認定の試験を受けることになる。専門医関係の動向として、サブスペシャリティーに関してだが、放射線診断専門医・放射線治療専門医は無事認められた。2022年の4月からになるので、来年度に専門医を受験する方以降が、機構認定のサブスペシャリティーのカリキュラム研修を受けることになる。シーリングに関しては今後機構と話し合いをする予定である。
医師の働き方改革に伴うタスクシフトに関する事だが、放射線技師会上田会長を中心に協議した。カテーテルとガイドワイヤーは血管造影時の造影技術と一体となっているものなので、放射線技師が医師と共同して操作する事が可能というものを放射線技師会から出してきて問い合わせをしたところ、職域を超える事はしないで撮影の補助に限る事を確認して厚労省に申し入れた。

工藤世話人より報告;
女性や若手などのダイバーシティ関係が活発になっている。現在JRSの理事に女性がいないので、その方向性で考えている(先日の代議委員会でも理事の定数の増加も認められた)。若手のための座長の手引きを学会として作成中である。Japanese Journal of Radiologyの掲載方法が変わり、Impact factorが増えている。オープンアクセスの費用補助の事業も始まり申請も多いが、rejectも多くて実際の補助が少ない。Case seriesも今後特別な意義があれば受け入れる予定である。北日本地方会の預金の残高が多いとの指摘があり、目安は2回分の地方会が開催できるくらいとの事であった。できるだけ使用して欲しいとの指摘を受けた。神宮先生からその原因として、学生セミナーを開催できていない事や、学会がWeb開催になった事で経費を使用していない事、次の地方会の開催費用を日医放での新年度になってから提出したことなどにより、多く繰り越しなっているとの補足があった。

3)各種委員会報告
特に発言はなかった。

4)第145回秋季地方会案内(東北大学・麦倉 俊司 世話人)
2021年10月30日(土) 仙台市 艮陵会館
COVID-19の影響も考え、今回もWeb開催予定(2021/11/6-11/30)。演題募集の締め切りは10/22(金)までを予定。前の地方会終了から3か月までしかなく演題が集まりにくい可能性もあるので、若手の先生方に多くの演題登録をお願いしたいとの事であった。

5)第146回春季地方会案内(新潟大学・石川 浩志 世話人)
2022年6月18日(土)
新潟市朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター

6)第147回秋季地方会案内
(東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター・田代学 世話人)

7)その他
武田賢先生より、診療放射線技師のタスクシフトについての情報共有があった。国会で法案が通り、CT・MRIやRI検査における静脈ルート確保が診療放射線技師もできるようになったとの事であった。これに関して、大田英揮先生より、診療放射線技師の免許更新にあたり、血管確保を今後技師が実際に実施するかどうかを問わず,技師全員が講習会を受ける必要になるので、各県の診療放射線技師会より放射線科医に血管確保等の講師としての依頼が来るかもしれないとの事であった。

 

4.協議事項

第148回春季地方会(2023年春開催)当番世話人について;
順番から秋田大学にお願いする予定。
  秋田→ 北海道→ 山形→ 岩手→ 青森→ 北海道→ 福島 → 新潟→  
  132回  134回   136回  138回  140回  142回  144回  146回    

2)第147回秋季地方会当番世話人について
東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 田代学教授が当番世話人として推薦された。

3)世話人推薦
下記の先生が推薦され、承認された。
田代学(たしろまなぶ) (東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 教授)
堀井陽祐(ほりいようすけ) (新潟大学医歯学総合病院 放射線部 准教授)
海津元樹(かいづもとき) (新潟大学医歯学総合病院 放射線治療科 病院准教授)

4)名誉会員推薦
特になし

5)令和3年度事業計画
春季地方会:今回開催
秋季地方会:2021年11月(Web開催)
研修医・医学生のためのセミナー:今回は中止

6)収支報告 (2020年3月~2021年2月)
日医放本部に報告済、会計監査を受けている。
神宮先生より資料をもとに報告があった。先述の通り、北日本地方会の預金の残高が多いとの指摘があり、本部より使用するように指摘を受けている。
特に質問など無。何かあれば事務局まで連絡をして頂く。

7)その他
北日本臨床研修医・医学生のための放射線セミナーについて
 ① 第9回北日本臨床研修医・医学生のための放射線セミナー
 →144回地方会web開催に伴い、中止
 ② 今後の開催について
 できれば現地開催したいが、今後もCOVID-19の影響が続くようであれば、各大学の医局紹介、
 各診療部門の紹介、勧誘のための動画をセミナー形式で行うことも検討する。

 

5.その他

根本健二先生より、第34回JASTROを山形大学主催で仙台国際センターにて11/12-14にかけて開催予定であったが、COVID-19の影響でweb開催となった。リアルタイムのオンラインセッションが11/12-14に開催され、海外セッションも10演題用意され、多種多様なシンポジウムも組まれており、奮って参加頂きたいとの事であった。また、SAMI(Advanced Medical Imaging研究会)を2日間(7/31-8/1)にかけてWeb開催予定で、現在も参加登録受付中である。これに先立って、最先端CT研究会も7/31に山形国際ホテルで開催予定である。

 

 

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