第133回日本医学放射線学会北日本地方会・第78回日本核医学会北日本地方会
開催の御礼
当番世話人 東北大学加齢医学研究所 機能画像医学研究分野
瀧 靖之
去る10月23日と24日に仙台市 艮陵会館にて第133回日本医学放射線学会 北日本地方会および第78回日本核医学会 北日本地方会を執り行わせていただきました。天候にも恵まれ秋の仙台を満喫いただけたのではないでしょうか。参加人数も例年よりも少し多く176名の参加をいただきました。中には北日本若手セミナーを受講された研修医も参加してくれておりました。今回は25名ものデビューセッションが行われ、北日本地区における新たな仲間を迎えることができまして、今後はますます若い放射線科医が増えそうだと期待のもてる学会となりました。
なお、今回の優秀演題賞は、診断部門から2名、治療部門から3名、核医学部門から2名を選出いたしました。受賞された先生方、誠におめでとうございます。これからも研究に診療に励んでください。
最後に、滞りなく運営できましたことは世話人・座長・参加者の先生方のご協力によるもので、心より感謝申し上げます。
次回は平成28年6月18日に札幌市内で札幌医科大学医学部畠中正光先生を当番世話人として行われる予定です。皆様の参加をお待ちしております。
【第133回日本医学放射線学会北日本地方会 優秀演題賞 受賞者】
◎診断
・関野 啓史先生(福島医大 放)
「核内封入体病の2例」
・Daddy Mata-Mbemba先生(東北大 放診)
「Traumatic midline subarachnoid hemorrhages on initial computed tomography as markers of severe diffuse axonal injury.」
◎治療
・小野寺 俊輔先生(北海道がんセ 放治)
「放射線腸炎の指標としての便中αディフェンシンの可能性〜マウスでの研究結果から〜」
【第78回日本核医学会北日本地方会 優秀演題賞 受賞者】
◎核(同率だったため4名を選出)
・渡邊 史郎先生(北大 核医学診療科)
「新規開発したチミジンホスホリラーゼ・イメージング製剤[123I]IIMUのPhase 1 study(中間報告)〜抗がん剤治療効果予測を目指して〜」
・前川 由依先生(東北大 放射線診断科)
「Lipomatous hypertrophy of the interatrial septumが疑われた症例」
・原 孝光先生(福島医大 先端臨床研究セ)
「福島県立医科大学のPET/CT検査における患者被曝量の紹介」
・真鍋 治先生(北大 核医学診療科)
「82Rbを用いた3次元収集PETでの心筋血流定量の試み」