第131回日本医学放射線学会北日本地方会・第76回日本核医学会北日本地方会

開催の御礼

当番世話人 東北大学大学院医学系研究科放射線腫瘍学分野
神宮 啓一

 去る10月24日と25日に仙台市 艮陵会館にて第131回日本医学放射線学会 北日本地方会および第76回日本核医学会 北日本地方会を執り行わせていただきました。天候にも恵まれ秋の仙台を満喫いただけたのではないでしょうか。参加人数も例年よりも少し多く183名の参加をいただきました。中には北日本若手セミナーを受講された研修医も参加してくれておりました。今回は16名のデビューセッションが行われ、新たな北日本の仲間を迎えることができましたが、今後も若い放射線科医が増えそうだと期待できる学会となりました。

 今回から更に若手に参加を促し、演題数・質を高めることを目的に卒後15年目未満の先生を対象として、若手優秀演題賞を作ってみました。今回、当番世話人の独断で始めましたが、世話人会でも今後も続けることに賛同が得られましたので、今後も続けていくこととなりました。今回は登録演題数の関係で診断部門から2名、治療部門から2名、核医学部門から1名を選出いたしました。受賞された先生方、誠におめでとうございます。これからも研究に診療に励んでください。

 最後に、なんとか滞りなく運営できましたことは世話人・座長・参加者の先生の皆様のご協力によるものです。誠にありがとうございました。

 次回は平成27年6月26日に秋田市内で秋田大学放射線科 橋本学先生を当番世話人として行われる予定です。皆様の参加をお待ちしております。

 

【優秀演題賞 受賞者】
◎診断
・佐藤 志帆先生(東北大 放診)
 「側頭葉てんかんの術前評価における海馬volumetryとT2 relaxometryの有用性」
・加藤 扶美先生(北大病 放診)
 「3T乳腺MRIにおける拡散尖度画像の検討」

◎治療
・廣瀬 勝己先生(弘前大 放)
 「HIF-1阻害剤LW6による放射線誘導性epithelial-mesenchymal transitionの抑制に関する検討」
・原田 慶一先生(北大医 放射線医学)
 「照射中と4DCT撮像時の肺内マーカー移動の比較」

◎核
・益田 淳朗先生(北大 核医学)
 「心臓サルコイドーシス患者におけるステロイド治療のFDG集積および心機能に対する効果

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