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医局員募集

 放射線診断科は、現代の臨床医学で強力な診断法である画像診断学を専門にする発展性の著しい分野です。対象疾患は内科、外科、小児科、心血管外科、脳外科等々、病院の殆ど全ての診療科に渡っています。重大な疾患が疑われる場合には画像診断無しで診療されることは殆どありませんから、それらが全て私たちの目を通ることになります。私たち放射線診断医は、一枚の画像を前にしたとき、その患者さんに直接に接している気持ちでいつも温かくかつ真摯に向き合わなければと考えます。同時に日々の研鑽に裏打ちされた冷静な目が必要とされるのは勿論のことです。

 CT、MRI の需要は年々増加し、現在は MDCTが4台で150件/日、MRI は6台で80件程の検査が行われています。またPET-CTが20件/日、一般核医学検査も20件/日の検査が施行されています。放射線診断医は、それらの検査全てに(核医学検査に関しては機能画像医学分野と協力して)臨床医向けの参照画像付きレポートを提供するとともに、数多くのカンファレンスなどで様々な診療科とコミュニケーションをとってコンサルトを受け、頼りにされる存在です。欧米で Doctor's doctor と呼ばれるゆえんです。患者さんや一般の方にはなかなか分かっていただけませんが、実は臨床医学にとって大変重要な部分を担っているのです。さらに血管撮影や IVR (interventional radiology:血管撮影の手技などによって、血管形成や腫瘍血管の塞栓術などの治療を行う) も盛んに行っています。テクニックと根気の要求される外科的な仕事ですが、より低侵襲的な治療で手術よりも早期に社会復帰を可能として QOL向上も図れるなどの利点から、患者さんにも感謝されるたいへん遣り甲斐のある分野です。

 診断機器は日進月歩です。それに伴う画像診断技術や IVR 技術の進歩もめざましいものがあります。毎日が忙しい分野ですが、医局員は種々の臨床研究や実験的研究も行って診断・治療技術の向上を目指しています。そのような中から最近は放射線科の top journal である Radiology などにも受理される論文が続き、そのことが良い刺激になってさらに構成員の研究に対する意欲も高まってきて、医局内にはとても良い雰囲気が醸成されつつあるように思います。

 画像診断をする際、放射線科医はまず森を見てしかる後に木や草を見ようとする立場であり、専門性に引っぱられずより客観的な見方をするように努めております。そのような日々の地道な活動は日常診療に大いに貢献し、病院全体の診療の quality control に密接に関わっています。同時にそれは学術的に大変興味の尽きない仕事でもありますので、やる気に満ちた皆さんが心から納得して日々自分を磨くのに最もふさわしい分野のひとつであると考えます。この遣り甲斐のある分野に是非、皆さんの若いエネルギーを注いでみませんか。

 次世代を担う若き医師達諸君! 入局を心から歓迎します。

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