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放射線診断科大学院生の生活

1〜2 年目は診断科、治療科の院生とも診断・核医学・治療科をローテート研修します。

将来の専門分野にかかわらず放射線科医としての基礎となる経験を積み、同時に放射線科専門医に必要な知識を身につけます。

3年目からは、放射線診断を中心に研修し、診断の中でもある程度各自の興味に応じた領域に重点をおくことも出来ます。

《画像診断》
大学病院ではCT、MRIの読影、IVRを日替わりで担当します。日常のgeneralな読影を行いながら、各分野 のspecialistである診断専門医に師事し、専門的な画像診断を勉強します(診断科内で神経放射線、心血管、骨軟部、胸部・乳腺、婦人科・泌尿器科 領域をローテート)。ほぼ毎日各診療科との院内カンファランスがあり、臨床医や病理医の意見を聞く機会にも恵まれます。また、大学病院ならではの豊富な症例を経験でき、地方会や日本医学放射線学会総会はもとより、RSNA(北米放射線学会)、ECR(ヨーロッパ放射線学会)などの国際学会でも発表する機会が得られます。

IVR

IVRに関しては手技的な上達のためまとまったトレーニングが必要であり、2年時に数カ月の集中トレーニ ング期間が設けられています。この間は毎日、カテーテルを操作して技術を磨きます。この期間は臨時のIVRにも優先的に入れます。

外勤

週2回程度、主に市内の関連病院へ。大学病院では出会う頻度が低いcommon diseaseの画像診断やIVR(HCCのTAE、shunt PTAなど)が勉強できます。主張先で多くの先輩方の仕事に触れることは、自分の将来のロールモデルを見つけるよい機会となりました。電車や車で少し遠くの病院へ出かけることで、ちょっとしたリフレッシュにもなります。

研究

臨床研修と並行して、学位論文のテーマとなる研究を行います。放射線診断科では幅広い研究テーマがあり、各臓器の臨床放射線診断に即した研究は基より、画像診断、IVRに関する動物実験等、各人の興味 に応じた研究に取り組みます。実験グループに所属し、工学部流体科学研究所との共同研究と当学部動物実験施設での動物実験を併せ、動脈塞栓術に関する 基礎研究を行って学位を取得した大学院生もいます。医工学系の研究が盛んであることや、医学部に充実した動物実験施設が併設されていること、臨床研究推進センターの研究サポートが得られることなど、東北大学ならではの環境を生かした研究ができます。これらの研究結果は日本医学放射線学会総会、ヨーロッ パ放射線学会等々、国内外の発表と論文執筆を行います。

このように当科大学院では、臨床研修と研究活動を平行して行いながら、全員が3年半〜4年間で博士号を取得しています。大学院卒業後の進路は海外留学、内地留学、大学病院、関連病院と多岐にわたり開けています。目標とする放射線科医像は個人により様々かと思います。どんな道を目指すにせよ、当科大学院での 研修を通して臨床・研究の経験の幅を広げることは、その後放射線医として歩んでいく上で大きな力となってくれることと思います。

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